液体酸素タンクなど、損傷が激しい部品もあるものの、主要な部品はほぼ残っていたという。これは、今後の原因究明を進める上で、非常にプラス材料だ。もし10秒20秒とエンジンの燃焼が続き、より高い位置から海中に落下していたら、これほど多くの部品を回収するのは難しい。変な言い方ではあるが、不幸中の幸いだったと言えるかもしれない。やはり気になるのは、メインエンジンで何が起きたのか、だ。なおMOMO2号機は、ロール制御のために、新たにガスジェネレータを搭載、尾翼下の可動ノズルからガスジェットを噴射している。離床直後、この可動ノズルから大きな炎が出ているように見えるが、通常であればこれほど見えることはないそうで、メインエンジンで発生した事象との関連性を調べているとのこと。MOMOを商業化し、超小型衛星用ロケット「ZERO」(コードネーム)の開発に注力するために、なるべく早く3号機を打ち上げ、再チャレンジしたいところではあるが、今後のスケジュールが見えてくるのは、この原因究明の後になるだろう。また、射点の様子も見ることができた。機体が落下し、液体酸素タンクが見つかった部分のコンクリートは激しく損傷。炎上によりかなりの高温になったことをうかがわせる。しかし、それ以外の場所については大きな損傷は無く、次の打ち上げに向け、大規模な改修は必要無さそうに見えた。「テクノロジー_2018/07/01」


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