新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、高エネルギー密度化と安全性の両立が可能な蓄電池として注目されている全固体リチウムイオン電池を早期実用化するための研究開発プロジェクトの第2期をスタートさせたと発表した。期間は2018~2022年度となっている。同プロジェクトは、自動車・蓄電池・材料メーカー23社および大学・公的研究機関15法人が連携・協調し、全固体リチウムイオン電池(LIB)のボトルネック課題を解決する要素技術を確立しつつ、プロトタイプセルを用いて新材料の特性や量産プロセス・電気自動車(EV)搭載への適合性を評価する技術を開発するもの。無機の固体電解質を使用する全固体LIBは、エネルギー密度を高めても安全性・耐久性を確保でき、EV充電時間が10分以下となるような超急速充電の実現可能性もある。一方で、期待どおりの性能を発現させるための課題が多く、セルの構造、材料構成、製造プロセスなどの基本コンセプトも固まっていない状況だという。
「テクノロジー_2018/06/18」

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