ふだん、あまり意識をしませんが、電池の中身は液体です。電池の液体は、電気の通り道の役割をしています。これを電解質といいます。乾電池というのは、液体の電解質(電解液)を個体に染み込ませて、こぼれにくく持ち運びやすくした製品です。乾電池を電気製品に入れっぱなしにすると、焦げ茶色の液体が漏れてしまう場合がありますね。あれが電解液です。パソコンやタブレット、スマホといった電気製品や、ハイブリッド自動車には、よくLi(リチウム)イオン電池が採用されています。Liイオン電池は、ほかの電池に比べて、同じ体積でもより多くの電気を貯められるなどの利点があります。一方で、電解液に「エチレンカーボネート」など可燃性の有機溶媒が使われています。このため、まれに発火事故が生じるケースがあるわけです。輸入販売されたドライブレコーダーでLiイオン電池が原因で火災が発生し、販売会社がリコールを開始したケースもありました。
「テクノロジー_2018/06/19」

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