富士通と理化学研究所(理研)が共同で開発を進めている次世代スーパーコンピューターである、ポスト「京」のCPUの試作チップが完成した(ニュースリリース)。両機関は、この試作チップを使っての機能試験を始めた。ポスト「京」は科学技術のみならず様々な社会課題の解決に向け、幅広いアプリケーションの性能を引き出す世界最高水準のスーパーコンピューターを目指している。そのCPUチップのISA(Instruction
Set Architecture)には、512ビットのArmv8-A SVE(Scalable Vector
Extension)を採用した。コア数は計算ノードが48コア+2アシスタントコア。I/O兼計算ノードは48コア+4アシスタントコア。Tofu型のインターコネクトを内蔵している。
現世代のスーパーコンピューターである「京」のメモリーバンド幅と倍精度演算性能を強化するとともに、AIなどの分野で重要となる半精度演算にも対応した。今回、このように設計したCPUの試作チップにおいて初期動作を確認したことで、システム開発における重要なマイルストーンを順調にクリアできたとする。ポスト「京」では、「京」の最大100倍のアプリケーション性能を、「京」の2.36~3.15倍の消費電力で実現することを目指している。
「テクノロジー_2018/06/23」

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