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2018年9月11日火曜日

全固体電池の実用化を後押し、充放電中のLiイオンの動きを可視化

パナソニックとファインセラミックスセンターは、名古屋大学と共同で、充放電中の全固体リチウム(Li)イオン電池のLiCoO2正極内における、Liイオンの動きを可視化する技術を開発したと発表した。この技術により、全固体Liイオン電池の実用化課題の一部を特定でき、同電池の実用化を後押しする成果としている。高い安全性と高エネルギー密度が期待できる全固体Liイオン電池は、液体電解質を用いた従来の電池の問題点を克服できる「革新電池」の一つとして、将来の電気自動車やハイブリッド自動車への搭載を目的に、世界中で研究開発が行われている。しかし全固体Liイオン電池は、電極/固体電解質界面におけるLiイオンの移動抵抗が極めて高く、これが実用化課題の一つとなっている。この課題を解決し、高性能な全固体電池を設計・開発するためには、電池内部でLiイオンがどのように移動しているかを視覚的に把握し、電池の設計にフィードバックさせる必要がある。だが、電池の反応はナノメートル(10億分の1メートル)スケールの局所領域で生じており、また、軽元素であるLiは検出感度が低いため、充放電中におけるLiイオンの動きをナノスケールで視覚的に捉えることはできなかった。
「テクノロジー_2018/09/11」

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