今回のKirin
980は台湾TSMCの7nmプロセスで製造され、英Arm社のCPUコア「Cortex-A76」2個と「Cortex-A55」4個でbig.LITTLE構成を採る。GPUコアは同じくArmの「Mali-G76」を搭載する。一方、昨年のKirin
970はTSMCの10nmプロセスで製造され、「Cortex-A73」2個と「Cortex-A53」4個でbig.LITTLE構成を採り、「Mali-G72」を搭載していた。Huaweiによれば、Kirin
980のCPUの演算性能はKirin
970より75%向上し、電力効率も58%上がったとする。GPUの演算性能は46%向上し、電力効率は178%上がったとする。こうした演算性能の向上に加えて、AI処理能力を高めたことも、Kirin 980ではアピールしている。独自開発のNPU(Neural
network Processing Unit)コアを2つ備える。Kirin 970ではNPUコアは1つだった。Kirin
980は2個のNPUコアによって、毎分4500枚の画像認識が可能だという。これはKirin
970比で120%増しとされる。NPUコアで処理するモデルの開発には、CaffeやTensorFlow、TensorFlow
Liteといった学習用フレームワークが利用できる。
「テクノロジー_2018/09/03」

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